「東京-大阪・JRのない旅」の話
宮脇俊三の「旅の終りは個室寝台車」という小説の中に「東京-大阪・国鉄のない旅」というものが収められている。途中、国鉄バスを使っていた気もするが、どうにか大阪(近鉄で移動したはずなので大阪難波だった気がする)、に到着した。
では、現代ではどうなるか。以前、調べた事があり、備忘録代わりに書いていきたいと思う。ルールは、徒歩での移動は1km以内。ただし、ホーム間の移動、同一バス停間の移動は考慮しない。使うことが出来ないのはJR、JRバス、JR西日本宮島フェリー、タクシー(タクシー会社の運行しているコミュニティバスは可)。出発は東京駅、到着は大阪駅。ただ、私鉄で「大阪駅」へ行くことは出来ないため、バス停の「大阪駅前」をゴールとする。
第1日
東京7:40-丸ノ内線-7:46国会議事堂前
国会議事堂前7:50-千代田線-8:02代々木上原
土肥港14:40-駿河湾フェリー-15:45清水港
清水港16:00-無料シャトルバス-16:08清水区役所
清水区役所-徒歩0.7km-新清水
藤枝駅南口18:40-藤枝相良線-19:41相良営業所
第2日
相良営業所8:10-相良浜岡線-8:37浜岡営業所
新所原14:27-白須賀岡崎線-14:41境宿西
境宿西-徒歩0.7km-一里山
運賃計:16,660円
実行する計画はないし、実行する気もない。途中、御前崎の方に向かい遠回りをしているようにも思えるが、東海道本線沿いに進むと本数が少ないコミュニティバスを乗り継ぐことになり、このコミュニティバス地帯で1日無駄に費やすことになるため、時間ではこのルートが恐らく最速だと思う。
それにしても金額も恐ろしい。学割を適用させれば大阪から東京までサンライズのシングルに乗ったほうが安いのだ。苦しい思いをしながら2日かけて大阪へ行くぐらいなら楽に寝ながら東京へ行くほうがいい。